NPO法人

里山クリーン新潟(情報発信)   5.2.3.200511

スタッフ(ハチドリ)からの情報発信  2005年11月刊行

森林・林業教育セミナーに参加しています。第3回(11月)
9月から月1回第2金曜日に新潟林業事務所主催の「森林・林業教育セミ
ナー」に参加しています。12月までの4回です。
セミナーの目的は、森林・林業の現状について情報提供し関心を持って
もらうとともに、地域における森林・林業教育の理解者として、啓発活動の
担い手を育成すること。(セミナーパンフレットより)

第3回 11月11日(金)
 海岸保安林実習、きのこ栽培農家見学

前回同様合同庁舎をバスで出発して、新潟市上新栄町海岸マツ林
保安林で枝打ち・除伐体験実習を行いました。
カヤなどに足を取られながらも植樹されたアカマツの不要な枝を
枝打ちし、枯れ木の除伐を体験しました。
蔓が絡んだ状態が大変多かったです。また、枯れたものも一列ほとんど
枯れていたところもありました。蔓が絡んで弱ったところに松くい虫等の
被害かもしれないとのことでした。
この地点ではマツは年間80cmも伸びるとのことです。
海岸保安林枝打ち・除伐体験実習











昼食後、新潟森林組合連合会木材市場内の叶V潟県林業開発様の中を
見学しました。山北スギトピア産のスギ材とのこと。(品質も良い)
新潟県森林組合連合会山北産スギ材











スギの集積材。5枚の板を張り合わせて角材としている。
繋ぎ合わせ面はギザギザとなっていて強度を上げています。
強度は、ムクの角材より強いとのこと。
但し、昔より改善されとはいえ、シックハウス症候群の問題あり。
5枚の集積材集積角材の接合面











新潟県産材と「にいがたスギブランド材認証票」です。
需要が増えてきているそうです。但し、残念ながら昨年の災害の関連とのこと
で、手放しには喜べるものではないとのこと。
県産材の角材にいがたスギブランンド材認証票











次に、新潟市上塩俵(旧白根市)のきのこ栽培農家2件を見学しました。
ブナシメジ出荷とマイタケ出荷の農家でした。農家といっても小規模の工場
といった感じでした。最新のバイオテクノロジーを利用して、生産を行っています。
きのこ栽培というと「雪国まいたけ」「ホクト」のような大規模生産工場を想像して
いましたが、このような小規模でも経営されている姿を見ると感心させられます。

ブナシメジの培養中菌床と出荷前日(12日出荷)のぶなしめじ
ブナシメジの培養中菌床出荷前日のブナシメジ











マイタケの発生室と出荷前日(12日出荷)のまいたけ
マイタケ発生室出荷前日のマイタケ











きのこ生産の菌床にはおがくずが使用されていました。
ブナシメジでは、マツやスギのような針葉樹のおがくず、
マイタケでは、使用済みのホダ木(クヌギなど広葉樹)のおがくず
とのことでした。菌床に使用したおがくずは、堆肥として使用されるとのこと。
使用前のおがくず(ブナシメジ用)おがくず他を混ぜて菌床に











林業の生産活動は、きのこ栽培のような副産物を利用して、細々と行われて
いるのは残念ですが、着実に間伐材、製材の余り材等が利用され、最終的
土に返る、循環型システムとなっていました。
多少、使用ずみおがくずは臭いはくさいでしたが、昔は日本中どこでもこんな
臭いでしたが。現在の日本人は無菌室で生活し、無機無臭のロボットの
ような人類になろうとしています。汗臭くてもいいじゃありませんか?
そのリバウンドが、花粉症や鳥インフルエンザや未知の細菌(遺伝子変化した)
として、我々人類に襲いかかろうとしています。
地球も温暖化として、環境変化をもたらしています。
我々は、2〜3代後の子孫に呪われる人類になってはならないと思います。
小さなことでも地球のためになることを実施して行きましょう。



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